内田鑿泉株式会社

地中埋設物を断片なく排出除去する「大深度」「静粛性」「合理性」を追求した独自掘削工法開発

経営革新計画の概要

当社は、さく井工事業を主体に管工事、地質調査を、営業・設計・現場施工を一貫した体制で執り行い、西は愛知県、東は神奈川県下まで広い範囲で機動力を発揮し、無駄なくバランスのとれた施工を請け負っている。
今回の経営革新では、古井戸の鉄筋コンクリート残渣などの地中埋設物を断片なく排出除去する、「大深度」「静粛性」「合理性」を追求した独自掘削工法開発に取り組む。リング状コーンビットに特殊改良した、口径と長さが異なるケーシングチューブを、サブストラクチャー上に設置した全周回転掘削機で、ロータリー掘削工法を応用しながら、大・中・小口径の順で、順次深度100m級まで回転圧入する。次いで地中埋設物を覆いながら高圧泥水を注入することで、地中埋設物を地上へ断片なく排出除去する独自の掘削工法を開発し、SDGsステークホルダーの役割を担う。
今後は、新工法に係るトライを実施しながら、工程ごとの質と効率性を検証し、展示会への出展のほか自社営業の強化により新規取引先を開拓していき、当社の経営革新を達成する。