島田市産茶葉を配合した室内用塗り壁材「お茶薫る珪藻土」の開発と販売

経営革新計画の概要

創業から110年。当社は木造住宅の設計、施工を中心に新築及びリフォームや不動産の仲介業務も行っている建築会社である。
今回の経営革新では、健康志向の方への専用宅向けに、島田市の製茶工場から廃棄されるお茶を北海道の稚内珪藻土と融合した壁材を開発し、自社施工の新築住宅やリフォーム時の天井・壁用仕上げ材として販売する。壁に塗るとフの入った和紙状の風合いとなるため、人気の高い和紙壁紙や和紙状のビニール壁紙に代わる、吸放湿性能が高い塗壁材としてお客様に提案していく。また、リフォーム時には壁紙を剥がさずに密着性を良くする液状シーラーで壁面の下地処理を行うことで、古い壁紙の上からそのまま塗ることが可能である。
島田市内の製茶工場の製造工程で発生する廃棄茶を使用するため、原材料コストが低く抑えられる住宅に加え、事務所、店舗、地位施設への展開も視野に入れている。本取り組みにより、当社の経営革新を達成する。