デジタル技術を採り入れたジュエリーカスタムリメイクサービスの提供

経営革新計画の概要

当社は、「大切な人との、大切な想い出を残し伝える」ことを経営理念に、親から子へ、そして孫へと思い出とともに想いもつなぐ、ジュエリーリメイク・宝石リモデルをコンセプトとした専門店である。
今回の経営革新では、当社の特徴であるジュエリーリメイクに、デジタル技術を採り入れ、一般的なパターンリメイクや、一から手描きデザインを起こすフルリメイクといった既存サービスとは異なる、PBオリジナルデザインを模してアレンジする、ジュエリーカスタムリメイクサービスの提供に取り組む。切手や香水瓶などをモチーフに、懐古的な大人の女性らしさをデザインした当社PB「Gluck」は、外枠と内枠（石座）を組み合わせた立体感ある外観で、手持ちジュエリーのルースなどをベースに、新たな装飾ルースなども加えながら、様々なアイテムに、PBオリジナルデザインを模してカスタムするリメイクサービスをPB事業に採り入れ提供する。サービスの提供にあたっては、PBオリジナル製品を示しながら完成イメージ感を伝えるとともに、カスタムリメイク後の360度展開デザインを、三次元CADを利用して示すほか、三次元プリンターで製作した、実物大形状の樹脂製キャスト枠へ、手持ちジュエリーのルースなどをはめ込み、試着することで装着のイメージ感を伝える。さらに、スマートフォンのAR機能を活用し、装着のイメージ感を拡張現実として伝えることで、当サービスの差別化戦略を図る。
今後は、様々な外枠と内枠（石座）を組み合わせたデザインのPBオリジナル製品を用意するとともに、ホームページによる情報発信、PB紹介冊子の発行、国際宝飾展示会の出展のほか同業者への自社営業活動を強化していき、当社の経営革新を達成する。