チャフ吸引焙煎装置等の開発により焦げつきを抑えたコーヒー豆の生産及び飲食店事業の展開

経営革新計画の概要

当店は自家焙煎コーヒー豆の専売店を経営するほか、代表者が各種加工機設計に携わってきた経験から食品加工機に関する設計ノウハウを有している。
今回の経営革新では、チャフ吸引焙煎装置等の開発により焦げついたチャフが焙煎豆に付着するのを防止したコーヒー豆の生産及び飲食店事業の展開に取り組む。既存のチャフ吸引焙煎装置の課題に着目し、トランスベクターとコンプレッサーを組み合わせた吸引機構を搭載した焙煎機を開発することで、焙煎具合を検証する上でのバロメータとなる煙を外部から確認できるような仕組みとした。また、超音波洗浄装置についても、コーヒー豆が水分を吸収し、焙煎時の焼きムラが生じることを防ぐために、周波数や洗浄時間を調整した。これら独自の装置によりコーヒー豆を生産することで、焙煎時のコーヒー豆の焦げつきを抑え、苦味や雑味を少なくしたコーヒーを提供することが可能となる。
本取組みにより生産したコーヒー豆を新規開設したカフェ等にて提供することで、新たな事業の柱を構築し、当社の経営革新を達成する。