静岡県産木材を使用したログハウス型戸建集合賃貸住宅の開発及び販売

経営革新計画の概要

当社は公共土木工事や賃貸住宅・建売住宅などの住宅建築を行っている。
今回の経営革新では、住宅建築事業で培った設計・施工ノウハウを活かし、地主や賃貸住宅オーナー向けに静岡県産木材を使用したログハウス型戸建集合賃貸住宅を開発する。ログハウスの性質として発生するセトリング（ログの乾燥による収縮と壁の重さにより徐々に低くなる現象）を考慮し、できるだけ間仕切りを少なくすることで、低コスト化を図っている。間取りは、一般的に多く販売されている若年家族向けの広さを念頭に2LDK（通常のアパートと同程度の71.28㎡・1階35.64㎡、2階35.64㎡）となっている。2階部分についてはコストを抑えつつ居住空間を確保するため、外壁に使用するログを5段積み増すことで床と天井の高さを確保して空間を作り出している。さらに、建築コストを抑え近隣の戸建賃貸住宅と同水準の賃料を実現するため、プレカット木材の規格化や敷地内への戸建ログハウスの効率的配置を行う。