鰻残渣を使用した原料を用いた鰻白焼き煎餅等の開発及び販売

経営革新計画の概要

当社は、当地特産品の三ヶ日みかんを使ったみかん最中や、甚作饅頭を主力商品としている明治創業の老舗和菓子店である。
今回の経営革新では、当地を代表する農林水産物を使用した煎餅が商品化されていない点に着目し、商品化の第一弾として鰻を使った新たな煎餅を開発して、創業当時の人気商品だった初代女将さんの手焼き煎餅を復活させる。鰻白焼き煎餅は、浜松の食文化とも言える鰻の白焼きをイメージする商品として、国産うるち米に鰻残渣を肥料に栽培したうなぎ米をブレンドし炊き上げる。さらに炊き上げ時には、コラーゲンのほか豊富なビタミン類が含まれている鰻の残渣から製造された鰻パウダーを添加する他、三河産の白溜まりにより、白焼き風を表現した商品とする。
本取り組みにより、新たな販路を開拓していき当社の経営革新を達成する。