有限会社山精水産(御前崎市商工会)
私たちはこんな企業です!
たたみいわしを手軽に楽しめるしらすチップスの開発・販売
企業概要
当社は、昭和50年法人となり、御前崎の魚市場から約800mのところで、3代続いている老舗の水産加工業者です。
3月下旬~9月上旬は、御前崎港、近隣の港に水揚げされる「しらす」を加工し、ちりめん、たたみいわし、生しらすを主に静岡県内の市場や築地市場等に出荷しております。
10月下旬~12月下旬は、正月用の伊達巻製造を行い、今では珍しい石臼作りに拘り製造し、自社ブランド商品として関西・九州・築地の市場に出荷しております。
現在、「しらす」の加工品の開発を手掛け、新しいブランド商品として「しらすチップス」の販路開拓に力を入れております。
主力商品・製品・サービス
【伊達巻】
石臼作りでの伊達巻製造の強みは、食品の成分を高い温度で壊したり、加工中に原料を急速に酸化させることがなく栄養素を破壊することがありません。出来立ての商品を1本1本熟練された職人が丁寧な手巻きの技で、機械では味わえないふわっとした弾力のある伊達巻となっております。伊達巻の中に甘露栗を丸ごと巻き込んだ「栗伊達巻」、高級感をだした「名古屋コーチン卵を使った伊達巻」も原料とこだわり製法で人気商品となっております。
【しらすチップス】
たたみいわしの製造も手掛けておりますが、冷蔵保存が必要な上、一般に流通しているものは、一袋に5枚入りでサイズが約20㎝×13㎝ものであり、袋を開封してから風味を保ち食べきることは困難で、食べる前に炙り、香りと触感を引き出す手間がかかります。 そこで、当社ではたたみいわしに味付けを施し炙ることで手軽に食べられる一口サイズの加工食品しらすチップスを開発しました。
スーパー・百貨店の皆様へ
老舗の水産加工業者として、食の安全性を第一と考え製造しております。昔ながらの技法に拘った熟練された職人が丁寧な製品づくりに心がけ、味には自信がある自社ブランド商品です。 新しく商品開発した「しらすチップス」は、自社が自信を持って皆様に提供できる商品です。
所在地 | 〒437-1621 静岡県御前崎市御前崎486 |
代表者名 | 代表取締役 清水 和臣 |
設立年月 | 昭和50年12月 |
資本金 | 5,000千円 |
従業員数 | 2人 |
業種 | 食料品製造業 |
主要製品等 | 伊達巻、生しらす、しらす加工品 |
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電話 | 0548-63-2167 |
FAX | 0548-63-5378 |
ホームページ | http://www.yamasei-s.jp |
yamasei.uomaki@au.wakwak.com |
私たちは商工会の支援を受けています
支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》
新しいしらす加工品を製造するにあたり、平成27年ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金の申請を商工会職員の指導を受けながら申請しました。同補助金は不採択となりましたが、その後、経営革新計画の承認を受け、新しい商品「しらすチップス」を完成させることができました。 当社の弱みである販路開拓についての相談も継続的に行っていただいております。
支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》
経営革新計画を申請することにより、当社の強み弱みを把握することができ、新しい商品化に向けてのアイディアと助言をいただき、自社の経営をふり返ることができました。 当社では販路開拓のため、社長自らスーパーなどに営業を行ってきましたが、展示会へ出展したことはありませんでした。商工会職員より平成28年商工会事業である「販路開拓支援助成金」を活用しての出展の強い勧めもあり、「ふじのくに総合食品開発展」へ参加しました。 参加した結果、大手スーパーなどからの問合せもあり、今後の販路開拓に手応えをもつことができました。
活用した施策
法認定の支援(経営革新・地域資源・農商工連携など) / 指導員の巡回や電話等での経営相談 / 販路開拓 / セミナーや情報提供
現状と将来のビジョン《支援の成果等》
「ふじのくに総合食品開発展」へ出展し、大手スーパーなどからの問合せもあり、今後の販路開拓に手応えをもつことができました。 販路開拓のため、展示会商談会へ積極的に参加し、3代目が事業に魅力を感じ、事業承継できる企業へと成長させていきます。
商工会名
担当指導員名
経営指導員 鈴木孝典