高付加価値、高品質、低コストに対応する四輪自動車マフラーカッターの製造工程構築

経営革新計画の概要

当社は、地元大手自動二輪車メーカーの一次サプライヤーとして、主に外観やエンジン性能を左右する重要な構成部品である二輪車の排気系コンポーネント部品を開発から生産まで一貫して行っている。
今回の経営革新では四輪自動車用マフラーカッターの製造工程を改善し、高付加価値、高品質、低コストに対応する量産体制の確立に取り組む。動画を活用して「手作業研磨仕上げ工程」の技術者の動作分析を実施し、線図化データとして確定した最適動作・速度を六軸ロボットへティーチングする。また、プッシュブルゲージで測定した押付け圧力を定量条件化し研磨仕上げ自動機へ設定するなど、同工程の一定動作・速度、一定圧力、一定周速、均一摩耗を自動化する仕組みを開発する。
本取り組みにより、高付加価値、高品質、低コストに対応する四輪自動車用マフラーカッターの増産体制を整備するとともに、熟練技術の伝承を行うことで当社の経営革新を達成する。

サクラ工業(株)外観

バフロボット