丹那牛乳で作る生クリームを使ったハーブ入りホイップドバターの開発と販売

経営革新計画の概要

当社は、食品加工工場や観光施設を有する酪農王国オラッチェ牧場を運営しており、農協のPB商品である丹那牛乳とそれから作る乳製品、ジャム、地ビール等を販売している。
今回の経営革新では丹那牛乳の生クリームから作られたバターをベースとして、自社栽培している100種類以上のハーブの中からオレガノと葉わさびを選定・活用し、ワーキング等の製造工程を工夫して2種類のハーブ入りホイップドバターを開発する。一つは、オレガノ入りバターでスパイシーな芳香を特徴とし、トーストはもちろん、魚料理やパスタ料理への利用を提案する。もう一つは、当地を代表する特産品であるわさび葉入りバターで、わさびの辛みを活かし、肉・魚料理に乗せて食べるなど様々な料理に使えるバターとして提案する。
消費者の健康志向の伸展に加え、丹那牛乳が県の地域産業資源の認定を受けている点や、函南町からふるさと名物応援宣言されている点を活かして販路開拓を図っていき、当社の経営革新を達成する。