『非常用電源回路』の開発と販路開拓

経営革新計画の概要

当店は電気工事店として創業し、地元を中心に茶園の防霜ファン工事や一般住宅の電気設備工事を中心に経営している。
今回の経営革新では、自店で開発したポータブル発電機を利用した「非常用電源回路」の課題を解決しながら商品を改良し、災害発生時等の停電の際における電源確保の手段として提案しながら販路開拓する。発電機の運転の際には、騒音以外に、屋外での使用による大雨の状況での「雨対策」も課題となる。消音函を雨対策も兼ねた防水性のものにするため、建設業に従事し防音対策・防水対策といった仕様の建物の建設に携わった経験と、関係業者の技術を借りながら開発する。この消音函の使用により、騒音と雨対策を提案して非常用電源回路の受注獲得に結び付けていく。また、電力会社が異なると電力会社ごと委託工事店契約を結ぶ必要があり、遠隔地であるが故に旅費等の経費が嵩み施工できない等の問題があるため、「非常用電源回路」の仕様を改良し、全国の電力会社に対応できる商品として全国からの受注に応じていく。
本取り組みにより、緊急時での停電問題の解消に尽力しながら、ホームページやブログ、動画配信などで宣伝しながら「非常用電源回路」の受注に繋げていき、当店の経営革新を達成する。