私たちはこんな企業です！

富士山のふもと小山町にある小さなパンと菓子のお店

企業概要

当店は、小山町の須走地区において令和2年11月にオープンした手作りのパン・菓子の製造販売を行っているお店です。店舗自体は前経営者がパン販売を行っていたため、新たにパン・菓子製造のお店として引き継ぐ形で営業を開始しました。営業時間は毎週金曜日から日曜日までの10時から16時までで、他にファーマーズ御殿場、道の駅ふじおやま・すばしりで委託販売をしています。定期的にインスタグラムで情報発信も行っています。

主力商品・製品・サービス

当店の商品はすべて自店で手作りしています。猫の顔の形をした食パン「ネコ食パン」や餡巻き食パンが一番人気です。スイーツはバスク風チーズケーキ、台湾カステラが人気メニューです。また、餡フラワーケーキをご予約でお受け致します。餡フラワーとは、餡子でできた花のことで、生クリームを絞るように餡子のクリームで一枚一枚花びらを絞っていき花の形にしたものです。カップケーキの上へのデコレーションやショートケーキへのデコレーションを行った、女性に人気のあるメニューです。

お買い物を楽しみにして下さる皆様へ

ネコ食パンやネコの足跡が付いたカステラなどご用意していますが、今後も小物はネコを揃えていく計画です。皆様に楽しくお買い物をして頂ける雰囲気作りをしていきたいと思います。

私たちは商工会の支援を受けています

支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》

開業をきっかけとして、令和3年1月に地元の小山町商工会へ入会しました。店舗は前経営者から引き継いだものですが、簡易店舗のため外装の老朽化が著しく、ターゲットとする女性客へ店頭訴求を図るためにファサード等の外装及び内装を改善する必要がありました。さらに、開業前から使用していたパンニーダー（パンをこねる機械）は製造できる種類が限られていたことと、地元スーパーへ納入が決まっていたため、これに対応できるショップシーラー（ラッピングする機械）、脱気シーラー（真空パックにする機械）での対応が必須でした。そこで商工会に設備導入や販路開拓にあたっての相談をしました。

支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》

商工会に相談したところ、小規模企業経営力向上事業費補助金の活用を提案いただきました。申請書の作成は不安がありましたが、商工会から制度説明、申請書の作成支援を受け、無事採択を受けることができました。経営計画を作成することで自社の強み、弱み、経営に影響を与えている外部環境などを確認でき、経営の見直しによる目標の明確化につながりました。施策を活用して導入した設備で製造の幅が広がり、日々の作業がスムーズになりました。改装した店舗外装は以前より落ち着いた雰囲気になり、お客様からも大変喜ばれています。

活用した施策

補助金・助成金の活用支援／指導員の巡回や電話等での経営相談／販路開拓

現状と将来のビジョン《支援の成果等》

商工会に入り異業種、地区内のつながりができました。近隣市町からパンフェスタの出店で声を掛けてもらえるようになりました。経営面ではこれからも商工会を活用し、経営力強化、販路開拓のための相談をしていきたいと思います。地域に愛されるお店になれるよう、これからも努力していきます。

商工会名

小山町商工会

担当指導員名

経営指導員　/　安藤 陽丘