三遠煙火株式会社(湖西市商工会)
私たちはこんな企業です!
地域の人と人をつなぎ、地域社会と共に発展や成長をして、日本の更なる繁栄に貢献します
企業概要
当社は、三遠煙火製造所として昭和27年(1952年)11月、静岡県湖西市にて創業(初代 小口昭三)しました。創業当時は玩具花火の製造を主としており、計10棟の工室・火薬庫を有する小規模な製造からスタートしました。29年4月には社名を三遠煙火(株)とし、小口 昭三が代表取締役社長に就任しました。昭和30年からは打上げ花火の製造を専門とし、従業員数8名により花火の製造、開発に励み、昭和38年には現在の場所に計29棟の工室・火薬庫を建設し工場を移転しました。その後、平成12年5月、2代目小口友義が代表取締役に就任。そして令和3年5月に3代目小口 浩史が代表取締役に就任。三河、遠州地方を中心に祭事や観光に深く関わりのある企業として、地域社会と良好な関係を築いています。他にも大曲全国花火競技大会、袋井全国花火名人選抜コンクール、土浦全国花火競技大会などの花火競技大会にも積極的に出品しています。
主力商品・製品・サービス
昭和43年には打ち上げ花火としては当時考えられなかった、一瞬消えてから再び花火が夜空に浮かび上がる「マジック牡丹」を発表しました。マジック牡丹は数々の花火大会に認められ、弊社の代名詞となりました。また、この技術を応用した花火が次々に考案され、日本の花火の発展に大きく寄与しています。また、製造技術で煙火製造のボトルネックとなっている玉貼り工程において自動で玉貼りを行う機械を平成30年度に導入しました。品質を保ちながらも生産性が大幅に向上して、製造コストを大幅に抑えることにつながり価格競争力が向上しました。さらに、打ち上げ技術にデジタル点火機を導入して、1/100秒単位で花火打ち上げをコントロールして、エンターテイメント性の高い演出が提供できるようになりました。
地域の自治会・地域のお祭り関係者・観光事業者の皆様へ
新型コロナウイルスの影響で大変であると思いますが、地域に活力や希望を与える花火を打ち上げませんか。また、飾りになる花火玉ストラップ(小さい花火玉の模型)もAMAZONなどで好評発売中です。
三遠南信地域・静岡県内の観光協会・商工会議所・商工会の皆様へ
花火大会の企画、演出から、花火の打ち上げ、手筒花火などの祭事伝統花火など、ぜひ当社にお任せください。
所在地 | 〒431-0425 静岡県湖西市梅田354 |
代表者名 | 代表取締役 小口 浩史 |
設立年月 | 昭和27年4月(法人設立:昭和28年2月) |
資本金 | 12,600千円 |
従業員数 | 17人 |
業種 | 煙火製造業 |
主要製品等 | 煙火製品 |
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電話 | 053-577-0180 |
FAX | 053-577-2121 |
ホームページ | https://san-en-fireworks.com/ |
san_en_h_oguchi@tkcnet.ne.jp |
私たちは商工会の支援を受けています
支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》
当社の創業者(故)小口昭三氏は、昭和52~54年湖西市商工会理事、昭和58~60年湖西市商工会副会長を歴任する等商工会との関わりは以前より深いものでした。「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」を活用した事業拡大を検討する際にも一番に湖西市商工会に相談しました。
支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》
スピーディーに経営革新計画の承認、「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」申請支援、先端設備等導入計画に係る認定申請支援、「小規模企業経営力向上事業費補助金」申請支援、「小規模事業者持続化補助金」申請支援など、新たな経営課題に対応していくために各種施策を活用しているが、どの施策活用の際にも適切な提案と親切丁寧な経営支援をしていただいている。この度、事業再構築補助金の1次募集通常型で「花火製造・打上げ事業者が花火原材料製造を行う垂直統合による新分野展開」が採択されました。
活用した施策
専門家派遣による個別指導/法認定の支援(経営革新・地域資源・農商工連携など)/補助金・助成金の活用支援/指導員の巡回や電話等での経営相談/融資
専門家
特定社会保険労務士 内藤 千恵美 / 中小企業診断士 藤田 真弘
現状と将来のビジョン《支援の成果等》
当社は、湖西市商工会の支援により、平成29年度補正「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」を活用し、新たに紙貼り機を導入することができたことで、煙火製造の生産性が大幅に向上しました。花火という日本文化を支える使命を持って今後も事業に励んでいきます。
商工会名
担当指導員名
経営指導員 山﨑 怜