私たちはこんな企業です！

『木と土の家』づくり

企業概要

木ごころ工房は2005年（平成17年）に遠州森町を拠点として設立した、伝統工法『木組み・土壁・石場建て』の家づくりが出来る工務店です。ログハウス・古民家・現代工法など様々な住宅工事に30年以上携わる中で、【100年200年と生き続けている日本の住まい】に着目しました。
その住まいに習い、無垢材と土壁を使った呼吸する家を目指し、家づくりの素材は出来る限り身近なもの（やがては土に還るもの）を選び、環境や人に負荷を掛けない家づくりをしています。伝統的な技術を持つ職人が現代の暮らし、住まい手の暮らしに合わせた住宅を設計から施工まで手がけています。2020年に建設した代表者自邸はその暮らしを体感していただける住宅展示場として公開しています。

主力商品・製品・サービス

当社は、新築・リフォーム・省エネキャンペーン対象工事・古民家の改修工事、住まいの工事など幅広く対応しております。新築工事では、近年少なくなりつつある職人による手きざみ加工をしています。一本一本の材料の特性を見極め手きざみで加工することにより木と木がしっかり組み合う木組みの家が出来ます。壁は昔ながらの土壁にすることで、日本の気候に適した呼吸する家となり、梅雨の多湿な時期も心地良く安心して暮らせるとご好評頂いています。

「これから家づくりをお考え」の皆様へ

当社の家づくりは住まい手の皆様にも参加していただけます。土壁をつくる為の竹を編む作業や土壁の土を塗る作業等、小さなお子様から楽しんで、共につくる家・素材や仕組みの分かる家づくりをしています。ワークショップ等実際見て触れて感じることが出来ます。ご興味のある方はホームページよりご確認ください。

私たちは商工会の支援を受けています

支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》

遠州森町は近隣に天竜の山が有り「天竜杉」「天竜ひのき」という素晴らしい材料が有ります。その木材と土壁を組み合わせた『木と土の家』は呼吸する家となり多湿な日本の気候を快適に過ごす機能を備えています。また伝統技術を持った職人が大勢関わり「手入れをすれば当たり前に100年以上住み続けられる家づくり」をしていますが、そのことを知っていただく手段が少なく、どうしたらもっと当社の強みを伝えることが出来るのかと商工会へ相談しました。

支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》

上記の課題について商工会に相談したところ、小規模事業者持続化補助金を紹介され、申請の支援をいただきました。無事採択され、当補助金を活用し当社の独自性をPRするホームページを作成することができました。その結果、多くの方に当社の存在を知っていただくことに成功し、遠方の方やこれまでご縁がなかったお客様との繋がりができました。その後も伴奏支援のもと業務効率化に取り組んだことで、従業員の育成に力を入れられる環境を整えることができました。

活用した施策

補助金・助成金の活用支援　/　指導員の巡回や電話等での経営相談　/　労働保険　/　販路開拓

現状と将来のビジョン《支援の成果等》

高気密高断熱の住宅が増加傾向にありますが、一方で資材に含まれる化学物質やハウスダストの影響により環境や人に負荷がかかる場合もあり、それに苦しんでいる方もおられます。伝統工法による『木と土の家』は人にも環境にもやさしく、日本の気候風土にも適しているため、今後も商工会と協力しながら、ひとりでも多くの方にその良さを感じていただきたいと思います。またその伝統技術も担い手不足が原因で失われつつあるため、従業員を育成していくことでその技術を承継していきたいと思います。

商工会名

森町商工会

担当指導員名

経営指導員　/　横田　豪