広野鍍金工業所

ステンレス材等に鏡面研磨と面取りを施した新商品（住宅用ドアノブ等）の開発と販売

経営革新計画の概要

当事業所は、ステンレス製の衣料用フックを中心に研磨業を営んでおり、ステンレス材を研磨し鏡面加工や角にＲをつける面取りを得意としている。
今回の経営革新では、ステンレス材等に鏡面研磨と面取りを施した新商品（住宅用ドアノブ等）の開発と販売に取り組む。住宅用ドアノブは、ステンレス材を曲げて掴みやすいように研磨し、面取りをして米国向けに製品化する。医療用メスのハンドルは、ハンドル部分の角を面取りして鏡面研磨することで、適度に丸みを帯びて施術者が扱いやすく、現場のニーズに合った製品を提供する。グランドピアノの真鍮製の脚は、当社の研磨技術を応用して、海外製のものに比べ高品質な製品に磨きあげる。
ステンレス材に鏡面研磨と面取りを施した住宅用ドアノブ等を開発するとともに、多品種少量の生産体制を確立する本取り組みにより、当事業所の経営革新を達成する。