株式会社そま工房 | 静岡県商工会連合会
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    【経営革新】製造業

    株式会社そま工房

    テキスタイルとしての 阿芭可布(アバカフ)ブランドの構築と販路開拓

    経営革新計画の概要

    当社は天然繊維のアバカを使用し生地を織っている。生地は主に問屋に卸しており、加工された製品は最高級布として海外に輸出され、高級ホテルや日本料理店などで使われている。また、令和3年12月に法人化すると同時に先代社長の長男の嫁が代表取締役、長女が専務取締役に就任し事業承継を行った。天然繊維のアバカは切れやすく特殊な機械・織技術が必要なため、現在、アバカの織布を製造できる事業所は当社が国内唯一となっている。
    一方で、卸先は2社と販売先が分散されておらず、海外需要に大きく影響されることが課題になっている。そのため、平成27年にエンドユーザー向けの事業を開始し、当事業を通じて天然繊維のアバカの可能性を広げていくことが確信できた。
    そこで、今回の経営革新計画では、アバカ織布を下請けや問屋の指示に従った製品としてではなく、インテリア(カーテン等)やアパレルのテキスタイルとしての阿芭可布(アバカフ)ブランドの構築と販路開拓に取り組む。
    既存製品に比べ生地の密度を高めることでよれにくく、高い耐久性を実現することによりテキスタイルとして扱いやすい生地を提供すると共に、先染めを行い色のバリエーションを増やす。また、ワークショップを行いSNSから情報発信する他、テキスタイル生地の展示会へ出展して別業種への情報発信を強化し、JETORO等の活用により海外販路も開拓していく。

    所在地〒437-1111 静岡県袋井市中新田343
    代表者名伊東 和美
    設立年月令和3年12月
    業種織物業(112)
    電話0538-23-4771
    FAX0538-23-4771
    ホームページhttps://soma-abaka.com/
    E-Mail-
    承認年月令和6年5月
    支援担当掛川みなみ商工会 / 前島 絵美

    そま工房外観

    阿芭可布を使ったアパレル雑貨

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