観賞用薔薇（ドフトボルケ）を使用した薔薇シロップの開発及び販路開拓

経営革新計画の概要

当社は、代表が平成26年１月にフラワーアーティストとして創業し、代表の父親が経営する「伊豆ばら園」を拠点として飲食事業（コーヒースタンド）を営業している。伊豆ばら園において、本来観賞用の薔薇であるドフトボルケを化学肥料及び化学農薬を一切使用せずに食用薔薇として栽培したものから抽出したエキスを原液とした薔薇のドリンクを、当店のコーヒースタンドで提供しており好評である。ドフトボルケの特徴は、甘くフルーツの超強香で、色合いや食味も非常に良い点が挙げられる。今回の経営革新では、原液をジュース用だけでなく、カクテルやドレッシング等の飲食用へ、より凡用性の高い「薔薇シロップ」としての開発及び販路開拓に取り組む。国産のドフトボルケを用いたシロップは全国的にも例がなく新規性が認められる。また、観賞用のドフトボルケを食用に栽培し、独自の加工技術によりシロップにするなど模倣困難性は極めて高い。既に薔薇ドリンクとしての販売実績があり、当商品に対するニーズも高いため、本取り組みにより製造段階からリニューアルを施した「薔薇シロップ」の店頭及びネット販売を通じて当社の経営革新を達成する。