大型犬専用ガーデン付き同室宿泊サービスの提供およびドッグフード商品化による販路開拓

経営革新計画の概要

当社は、1987年に富士山麓・裾野市十里木高原にて宿泊施設「サジタリウス」を開業。富士山観光の拠点路の入口に立地しており周辺の観光スポットには、富士サファリパーク等があり首都圏からのアクセスも良い。また当施設の立地、自然環境からペット(愛犬)を連れて来館する利用客が増えたことにより、当施設利用客の要望に応えるため2022年に愛犬同室宿泊を可能にするため客室をリニューアルし、併せてドッグラン用地(約300坪)も取得した。従来は犬のサイズ(体調、体重)を問わず同室宿泊を可能としたが、犬のサイズの違いから相性が合わない等で飼い主同志のトラブル事象が起こりやすい、一般的に大型犬は穏やかな犬種が多くしつけやすいといった理由およびリピーターの意見吸収により新たなコンセプトを「大型犬とゆっくり過ごせる宿とカフェ」にした。
そこで今回の経営革新計画では、大型犬専用ガーデン付き同室宿泊サービスの提供およびドッグフード商品化による販路開拓に取り組む。
大型犬の脚関節は細く弱いため、大型犬の四肢や衛生面を考慮した専用ガーデンの施設整備と、同室する大型犬の安らぎスペースを確保した客室整備をする。また、当社にはペットフードに関する知識を保有、愛犬の食事に関する悩みに相談対応できる役員が在籍しているため、用宗港で水揚げされた未利用魚(しらす)を再下限まで塩分抜き加工した食材と米粉を配合したドッグフード「しらすクッキー」の製造、販売をはじめ、未利用魚類を使用したジャーキーをドックフードとして考案、商品化する。新商品については、当施設内で提供および販売する。
本取組みにより、更なる売上・利益向上を図り当社の経営革新を達成する。