有限会社静岡ラボ
純国産きくらげの栽培ロスを極少化する遠隔温度制御システムの開発と一貫量産体制の構築
経営革新計画の概要
当社は、年間約30トンの生きくらげおよび乾燥きくらげを、年間を通じ地域のスーパーマーケット等へ業務販売するほか、道の駅やJA直売所などで委託販売している。
今回の経営革新では、純国産きくらげの栽培ロスを極少化する遠隔温度制御システムの開発と一貫量産体制の構築に取り組む。
菌床製造を含め全て国内で栽培した純国産品きくらげの生産割合は僅か1%未満であり、生産者・消費者ともに、食の安全性に対する意識は年々高まりを見せているものの、確固たる栽培技術が確立していない。また、国内産培養菌床の卸値は割高で、小規模栽培が中心の国内栽培では採算性が低いなどの課題から、純国産きくらげの市場流通は極端に少ない。そこで当社は、過去蓄積した温度・湿度・二酸化炭素濃度・照度といった独自の栽培管理ノウハウのもと、エアコンダクトの素材・配列に独自の工夫を加え、特に夏場の室内温度管理を、IoT・ICTを活用した遠隔制御とするとともに、菌床培養を自社製とする純国産きくらげの一貫量産体制構築に取り組み、商品の付加価値向上とコスト低減を図る。
本取り組みにより、純国産商品の付加価値について、既存取引先や新規取引先へ積極的にPRするほか、ホームページやSNSを介した情報発信や各種展示会などへの出展を一層強化していき、当社の経営革新を達成する。
所在地 | 〒431-0451 湖西市白須賀3985-2772 |
代表者名 | 代表取締役 木村由美 |
設立年月 | 昭和57年12月 |
業種 | 耕種農業 |
電話 | 053-579-0362 |
FAX | 053-579-0362 |
ホームページ | http://shizuokalabo-amct.com/ |
kimura@shizuokalabo-amct-.com | |
承認年月 | 令和2年12月 |
支援担当 | 湖西市商工会/岸 勝由 |