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【経営革新】新規承認企業

株式会社ハマナコベリーズファーム

営農型太陽光発電と多品種栽培を活用した通年型観光農園モデルの構築

経営革新計画の概要

当社は、平成30年に設立し、浜松市にて観光農園事業と営農型太陽光発電による売電事業を展開している。観光農園事業では、夏季のブルーベリー摘み取り体験を中心に、自家農園産果実を活用したスイーツやスムージーを提供する農園カフェの運営、果実加工体験の開催など、地域住民や観光客に向けた体験型サービスを提供している。
今回の経営革新計画では、営農型太陽光発電と多品種栽培を活用した通年型観光農園モデルの構築に取り組む。当社はブルーベリーを中心とした季節型の観光農園を運営してきたが、これまでの6月~8月のブルーベリー摘み取り体験に加え、5月のグミ、10月のりんご(アルプス乙女)、11~2月の温州みかん(宮川・せと・おきつ)を導入し、年間を通じて多品種の摘み取り体験を可能とする。これにより、季節に左右されない観光体験を提供し、来園者数の平準化と新たな収益機会の創出を図る。さらに、当社が独自に設計・施工・運用してきた営農型太陽光発電設備を園内に活用することで猛暑期でも快適な日陰空間を確保しつつ、再生可能エネルギーによる安定的な売電収入を得る複合経営を実現する。この設備の高さや構造は当社独自のノウハウによるもので、他社との差別化要素となっている。こうした取り組みは気候変動やエネルギーコスト高騰といった外部環境の変化への適応策としても意義が大きい。加えて、農園カフェにおいても地元農産物を活用したスイーツやスムージーなど新商品の開発・提供を進め、地域資源との連携を深めることで観光コンテンツとしての魅力をさらに強化していく。
本取組みにより、従来の季節依存型ビジネスから脱却し、観光客の通年誘致とブランド力の向上、地域との共創を通じた新たな収益モデルを確立し、当社の経営革新を達成する。

所在地〒431-1209 静岡県浜松市中央区舘山寺町508
代表者名代表取締役 三川 俊徳
設立年月平成30年4月
業種耕種農業(011)
電話080-2635-2468
FAX053-489-8650
ホームページhttps://hamanakoberrysfarm.p-kit.com/
E-Mailhamanakoberrysfarm@yahoo.co.jp
承認年月令和7年11月
支援担当浜名商工会 / 牧野 恭明

園内入口

営農型太陽光発電設備を園内に活用

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