網連結の負担を軽減させる養殖漁業用の極太幅広の無結節漁網の開発、販売

経営革新計画の概要

当社は北海道から九州の販売店や漁協に対して、漁網及びスポーツ用ネット、防獣ネットを製造・販売している。中でも漁網については底引き網、養殖網を中核としており、長年の事業で培った有結節、無結節の製造技術によりユーザーの要望に応えた製品を製造し、好評を得ている。
今回の経営革新では当社が長年の事業で培った製網技術を活かして、専用管巻機及び専用編網機を編網機メーカーと連携して開発し、この機械を使用することで従来に無い極太で幅広の養殖漁業用ネットを開発した。太い糸を使用しても従来よりも広い幅（200掛＝従来の2倍）の網を使用することで、生簀を設置する際につなげる網の枚数が少なくなるため、二次加工者の作業効率を高めコストダウンを訴求することが可能である。
本商品をマグロなどの養殖業者や、生簀の設営業者などの既存取引先を中心に販売していく。