株式会社元気
大工技術を活かした和風レジンテーブルの開発による外国人需要の開拓
経営革新計画の概要
当社は、創業1901年から100年以上にわたり建築会社・不動産業を営んでいる。現社長は、2004年に先代から事業を引き継ぎ、屋号を「元気」として2006年に法人成して現在に至る。人口減少により新設住宅着工件数は減少し、世界情勢により建設資材や燃料代の高騰が続いている。そこで経営を多角化するため、今回の経営革新では、建設業で培った大工技術を活かした和風レジンテーブルの開発による外国人需要の開拓に取り組む。当社の木材加工技術を活かし、オリジナルデザインテーブルを製作する。主材料は建設資材であるヒノキ合板とレジン(合成樹脂)である。ヒノキ合板を精密に重ねて木枠と下地を作り、下地の上に絵や模様が描かれた布を敷き、その上からレジンを流し込む。木枠の特定の部分だけを削ったりカットしたりすることで曲線や木目を自在に生成でき、天然木の風合いを醸し出すことができる。そのためレジンテーブルにしては珍しく、同一形状・デザインのテーブルを大量に生産できる。ヒノキ合板については仕入れルートを確保しており比較的安価に調達ができる。また、レジンについても製品ごとの使用量を均一化できることから、高品質な製品を比較的安価に提供できる。レジンの下には和風の絵画、浮世絵等を挿入し、訪日外国人及び外国人向け宿泊施設をターゲットとして販促活動を行う。本取り組みにより、他の事業所と差別化を図ると共に新たな収益の柱を作り当社の経営革新を達成する。
所在地 | 〒410-2411 伊豆市熊坂1257-364 |
代表者名 | 代表取締役 鈴木 秀和 |
設立年月 | 平成18年7月 |
業種 | 建設業 |
電話 | 055-969-4107 |
FAX | 055-969-4108 |
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承認年月 | 令和6年3月 |
支援担当 | 沼津市商工会/野津 祥平 |