柑橘系材料を添加した餌料給餌による「三ヶ日みかん鮎」の開発・販売とブランディング

経営革新計画の概要

当社は鮎の淡水養殖業を行っている県内最大規模事業者であり、地元料理店のほか、全国各地の魚類仲卸業者に出荷している。
今回の経営革新では、県水産技術研究所の研究成果および官能評価をもとに、三ヶ日みかんペーストを独自の割合で添加した餌料を、出荷前、特定の期間、専用水槽池で給餌し、本来の風味を損なわず、鮎自体が持つ臭いを制御する程度の柑橘香を感じる養殖鮎を開発・販売に取組み、「三ヶ日みかん鮎」としてブランド化を図る。
本取り組みにより、当初は地元の魚類仲卸業者を介し販路を開拓するとともに、地域イベントなどへの出展を積極的に行い官能評価の深度をさらに掘り下げ、各地の魚類仲卸業者へ販路拡大PRを強化していき当社の経営革新を達成する。