当地の希少産物『遠州産落花生』を素材とした独自の和洋折衷菓子の開発

経営革新計画の概要

当社は、「すっぽんサブレ―」や「みそまんじゅう」を主力商品として、老舗ブランドを守りながら独自の和洋折衷菓子商品の開発にも積極的に取組み、店舗販売のほか、県西部地区の大型食料品店に販路を拡大している。
今回の経営革新では、当地で古くは盛んに栽培され、今では隠れた名産品となった「遠州産落花生」に着目し、希少な産物を菓子素材として活用した、独自の和洋折衷菓子商品の開発に取り組む。「遠州産落花生」を使用した和洋折衷三重包餡商品は、炒って、ほどよい食感を出すよう手切りで砕いた希少産物落花生を中心に、特製のピーナッツクリームとチョコレート生地で包む、独自製法による商品である。内包する固形落花生と異なる浅い炒り具合で製造したピーナッツクリームへ、寒天などを添加することで三重包餡製造に適するよう固さを調節している。
今後は、パッケージの検討およびテストマーケティングを実践しながら、商品改良を加え、量産体制を整えるとともに、自社ホームページによる情報発信、食品展示会への出展のほか業務販売先および店頭販売での自社営業活動を強化していき当社の経営革新を達成する。