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【がんばる中小企業】製造業

そま工房(掛川みなみ商工会)

私たちはこんな企業です!

趣を醸す 日本の伝統工芸。そま工房の阿芭可布。

企業概要

当事業所「そま工房」があるこの大須賀地区では、昭和55年ごろまで、マニラ麻の製糸加工が盛んに行われていました。しかし、昭和中期くらいから海外製の糸が大量に輸入されるようになると、製糸業は衰退していきました。そのような中、当事業所は、昭和45年から麻糸の織物業に転換し、襖や壁紙の織物を製造するようになりました。海外製の切れやすい糸を織るには、根気と技術が必要であり、国内の織屋は減り続け、今では日本唯一の工房となりました。

日本唯一の芭蕉を使用した伝統工芸

主力商品・製品・サービス

阿芭可ふすま紙、阿芭可壁紙、インテリア雑貨、アクセサリ雑貨

インテリア好きの皆様へ

「和」のイメージの強い芭蕉商品ですが、壁掛けやタペストリーは洋間にも合い、「和モダン」の雰囲気を演出してくれます。

1点物好きの皆様へ

天然素材で、自社で手作りで織る芭蕉は、1点1点素材が違い、自然の雰囲気や光沢を楽しんで頂けます。 デザインにこだわり、他に無い素材を使用して、オリジナルの製品を作っています。

阿芭可布を使用したオリジナルインテリア

所在地〒437-1111 静岡県袋井市中新田343
代表者名伊藤恵三
設立年月1969年4月
資本金
従業員数5人
業種繊維業
主要製品等ふすま紙、壁紙、インテリア小物
電話0538-23-4771
FAX0538-23-4771
ホームページhttp://www.husuma-somakoubou.com/index.html
E-mail

私たちは商工会の支援を受けています

支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》

ふすま紙や壁紙の表地を織る際に出る、くず糸を紙に加工する技術とその素材を使用した小物製造について事業化することを考えていました。そこで、経営革新計画の申請を通じて商工会の支援を受けるようになりました。 その後も持続化補助金やまちゼミの参加、専門家派遣など販路開拓支援を受けています。今後は、製品開発と商品販売展開を課題にしています。

支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》

平成27年の経営革新の申請をきっかけに、小物製作の事業を推し進めるきっかけとなりました。卸売り専門の事業所であるため、商品開発や、販路開拓は弊社だけでは難しかったのですが、商工会で各機関への申請や補助など細かく指導してもらい、専門家によるご意見や指導を賜ることができ、補助金を活用した販路開拓事業に着手することもできました。サンプル品などを見て、改良点など指摘してもらうなど、商工会と二人三脚で新規事業に取組んでいます。

活用した施策

専門家派遣による個別指導 / 法認定の支援(経営革新・地域資源・農商工連携など) / 補助金・助成金の活用支援 / 指導員の巡回や電話等での経営相談 / 記帳・税務 / 販路開拓 / セミナーや情報提供 / まちゼミへの参加

専門家

中小企業診断士 北川裕章

現状と将来のビジョン《支援の成果等》

「阿芭可」をふすま紙だけでなく、インテリアや、アクセサリー、小物雑貨などに取り入れることにより、多くの人に知ってもらい、ワークショップなども展開していきたいと思っています。小売販売に力をいれ、「阿芭可」を身近なものにしていただくことで、日本伝統の技術を末永く残していきたいと考えています。

商工会名

掛川みなみ商工会

担当指導員名

経営指導員 前島絵美 / 情報経理相談員 福與莉穂

こんな職場です!

女性のがんばる事業所なので、和気藹々と元気一杯の雰囲気で事業を盛り立てています。

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