トラック用の大径の超偏平タイヤ交換への対応による需要開拓

経営革新計画の概要

当店は、昭和44年よりタイヤ専門店として現代表の父が創業した。商圏は函南町を中心に伊豆地区一円・県内東部である。客層は運送業・建設業・製造業の小型から大型の商用車が多く、現代表のタイヤに対する知識と経験による技術力が評価されている。近年、自動車の高性能化やデザイン重視の傾向により、高級車やスポーツカーがランフラットタイヤや大径の小偏平タイヤを装着することが多く、また当店の主力であるトラックは、多くの商品を積むことができるようカーゴを大きくするために低床化してタイヤの小径化が進んでいるなど、タイヤ技術の向上によりタイヤのバリエーションが増え、これまでの技術では対応が難しくなることが課題となっている。今回の経営革新では、トラック用の大径の超偏平タイヤ交換への対応による需要開拓に取り組む。これまで培ってきた技術を活かし、新しいタイプのトラック用タイヤの交換作業、ホイールローダーなどの特殊な建設機材やウルトラワイドベースタイヤの交換を自社で対応していくことを可能とする。大型タイヤチェンジャーを導入改良し、ホイールからタイヤを脱着する際にタイヤホイールを傷づけることなく施工可能にした。タイヤ本数の多いトラックでは作業軽減となり、より多くの作業台数が可能となり、トレーラーのウルトラワイドベースタイヤや特殊な建設機械のワイドベースタイヤの対応が可能となる。本取り組みにより、タイヤの進化に迅速に対応していく事で地域事業所からの信頼を得て販売を強化し、当社の経営革新を達成する。