私たちはこんな企業です！

時代を受け入れ変化する『キャロル分室』

企業概要

当店は、1988年に現代表者が新居町で居酒屋として創業しました。2000年に現在地である新居関所前に移転、2011年には店舗のリニューアルを行いました。リニューアルした店舗は後継者候補である長男の意向を取り入れ、和風モダンの洒落た店づくりとなっております。店舗コンセプトが非常に好評を得ていましたが、コロナ禍に見舞われたことから、思い切って業態転換し現在はランチやスイーツを味わえる飲食事業と、スイーツの製造販売店として営業しています。スイーツの製造販売は、店舗での直接販売に加え地元百貨店への卸売り、自社ECサイトでの通信販売、湖西市ふるさと納税の返礼品としても採用されております。一番の売れ筋はチーズケーキで、リピーターも非常に多い商品となっております。長年親しまれてきた居酒屋を業態転換させるのは大きな決断でしたが、何もしないで嵐が過ぎ去るのをただ待っているよりは、よかったのではないかと思っております。今後はお客様から問い合わせも多かったパンの製造販売にも力を入れていこうと思っております。

主力商品・製品・サービス

豊富なランチメニューだけでなく、ぜひ味わってほしいのがスイーツ。持ち帰りスイーツとしても人気の定番「carolチーズケーキ」をはじめ、こだわりのスイーツが充実しています。観光客が行き交う通り沿いには、ソフトクリームスタンドが併設されています。街歩きの途中にふらりと立ち寄り、ソフトクリームをいただくことができます。保存料を使わず全て手作りしているこだわりソフトクリームです。

「当店をご利用」の皆様へ

新居関所の周辺には、ここ数年で古民家カフェなどが相次いでオープンしています。歴史好きな観光客に加え、若い女性などの姿を街中で多く見るようになりました。周辺の宿場町散策と合わせて、「キャロル分室」ですてきな時間を過ごしてみてください。

私たちは商工会の支援を受けています

支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》

開業以来、資金需要の都度マル経融資を利用させていただいていました。近年は補助金の申請でお世話になり、商工会の支援のもと、小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金を無事採択いただくことができました。コロナ禍において申請した事業再構築補助金では、店舗を改装して店先にソフトクリームスタンドを設置しました。店内での飲食が敬遠されていた状況で、店内に入ることなくテイクアウトの売り上げを確保できる体制が構築でき、コロナの影響を最低限に抑えることができました。

支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》

事業再構築補助金の申請に際しては、商工会や中小企業診断士の先生と、三者で何度も打ち合わせを重ね、納得のいく計画を立てることができました。当初は数千万円規模の店舗改装を考えておりましたが、打ち合わせの中で、必要最小限の投資にとどめる計画に修正し、現在の店舗が完成しました。採択後のフォローもしていただき、非常に助かりました。

活用した施策

専門家派遣による個別指導　/　補助金・助成金の活用支援　/　指導員の巡回や電話等での経営相談　/　融資　/　労働保険　/　セミナーや情報提供

専門家

中小企業診断士　/　飯塚　淳

現状と将来のビジョン《支援の成果等》

商工会には、いつも手厚い支援をいただいておりますが、特にコロナ禍においては、各種補助金の申請支援や金融支援等、とても親身になっていただき、現在の営業スタイルにたどり着きました。今後もカタチに囚われずに、お客さまの求めているもの、定番ではなく、その時、その時のものを提供し、常に変化し、飽きさせないお店を目指していきます。

商工会名

新居町商工会

担当指導員名

経営指導員　/　松野　輝功