保温材一体成型によりテープ被覆作業をなくした配管接合資材の開発と販売

経営革新計画の概要

当社は創業以来、発泡スチロールの成形加工を行っており、原材料の調合と発泡割合を制御する技術に優れている。
今回の経営革新では、配管施工業者向けに、配管のコーナー部品の周囲にスチロール保温材を一体成型した配管接合資材を開発し、販売する。本製品は、強度をコントロールした発泡スチロールを使用しており、安価かつ精度が高い一体成型品である。これを使用することにより、配管工事現場での保温テープ被覆作業を無くし、作業時間の大幅な短縮が可能になる。また、配管を壁面等に取り付けるためのステーを一体成型することもできるため、壁や床への取り付けが簡単になる。発泡スチロールには色付けして、現場での誤使用を防ぐことも可能である。
国内の展示会に出展して本取り組みをPRしていくことで新たな販路を開拓していき、当社の経営革新を達成する。