企業組合松崎桑葉ファーム(松崎町商工会)
私たちはこんな企業です!
桑・桜葉の栽培による耕作放棄地の活用
企業概要
企業組合松崎桑葉ファームは、平成25年4月に6次産業推進事業として松崎町内有志の出資により、町内耕作放棄地20アールに桑を4,000本植栽することから始まりました。令和5年現在は155アールまで広がっています。桑を選んだ理由は、かつて松崎町は明治から昭和初期にかけて、養蚕が盛んだったことと、温暖な気候により生産性が良いことにあります。平成26年7月企業組合として立ち上げ、桑葉粉末の商品化(桑葉茶)を実現しました。また、松崎町は全国シェアの約7割の桜葉生産を誇る日本一の産地であり、当組合も令和2年度より桜葉(オオシマザクラ)の植栽を始めました。松崎町のシンボル桜葉は桜餅のほか、カステラやクッキーの菓子類に使用され、地元の特産品として観光客に親しまれています。桑茶製法を活用し、パウダーに仕上げ製菓等に使用してもらうための商品開発に努めています。
主力商品・製品・サービス
①栽培管理・加工、販売まで一貫して自社で運営管理しているので、安心安全。
②自社の工場が桑畑のすぐ近くにあり、葉の収穫から粗茶加工までその日の内に鮮度を落とさず加工して冷蔵保存できるので色がよい。
③異物除去、殺菌処理は専門メーカーに委託しており、大手取引先の安全基準をクリア。
④放射能や残留農薬検査は専門機関に依頼して実施し、検出されないことを確認。
消費者の皆様へ
海・山・川に囲まれた温暖な伊豆・松崎で愛情を込めて作られた松崎桑葉ファームの桑の葉には、ルチンや食物繊維が豊富に含まれています。健康的な毎日を目指す皆様をサポートしますので、ぜひお試しください。
所在地 | 〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松﨑316-9 |
代表者名 | 代表理事 土屋 嘉克 |
設立年月 | 2014年7月 |
資本金 | 5,440千円 |
従業員数 | 8人 |
業種 | 製造・小売業 |
主要製品等 | 桑葉茶、くわジャム、桑茶飴 |
---|---|
電話 | 0558-43-1670 |
FAX | 0558-36-4966 |
ホームページ | http://mulberrytea.i-ra.jp/ |
info@soubafarm.jp |
私たちは商工会の支援を受けています
支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》
従来より、金融・税務・労働保険等で商工会にはお世話になっていましたが、より活用するようになったきっかけが、小規模事業者持続化補助金の申請時でした。不慣れな申請手続きのサポートだけでなく、経営や販路について客観的な助言をいただくことができ、参考になりました。採択後も、経営革新計画承認や事業継続力強化計画認定の取得に向けた取り組み等、多くの面で支援の効果を実感することができております。
支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》
販路開拓に伴う取り組みに活用できる補助金・助成金の申請にあたり相談対応していただきました。専門家の方に事業所まで来ていただき、桑葉茶やくわジャムといった商品におけるラベル表示の改善や、催事出店時の販促手法の提案等販路開拓指導をいただきました。手厚いサポートのおかげもあり、無事に採択・認定を受け、持続的な事業運営に向けた指針を作ることができました。
活用した施策
専門家派遣による個別指導/法認定の支援(経営革新・地域資源・農商工連携など)/補助金・助成金の活用支援/販路開拓
専門家
中小企業診断士 / 仲原 真澄 マーケティング・商品開発アドバイザー / 木戸口 哲也
現状と将来のビジョン《支援の成果等》
様々な支援策を通じて商工会の存在を再認識することができました。設立当初より「桑葉茶」の生産・販売を続け、当初ターゲットとしていた顧客層からはある程度の認知度を得たと感じています。今後は、お客様からの要望が多い「桜葉」の新たな商品開発を地元企業と共同で取り組み、販路拡大を図っていくとともに、無添加・無農薬に拘り、健康志向のお客様の開拓にも努めたいと考えています。また、当組合は地域の特別支援学級の職場体験も積極的に受け入れ、企業と農村が協働活動することで、農山村地域の活性化を図る「一社一村しずおか運動」にも認定されています。雇用創出の場としても引続き機能させ、地域住民の方々に活躍の場を提供していきたいです。
商工会名
担当指導員名
経営指導員 / 後藤 英人