家具製造及び挽物加工技術を活用した新製品の製造販売と独自の周知方法による事業の拡大

経営革新計画の概要

当社は、藤枝市岡部町にて平成26年に創業、家具・木製品小物の製造販売を実施しており、製造販売する家具は主にダイニングテーブルである。また、当店では、ECサイトを自社で構築しており、主な販売方法はそのECサイトからである。しかし、近年、ECサイトを立ち上げる業者が増え、競合店が増加傾向であるため、製品の見せ方等、周知方法に工夫が必要になっている。そこで、今回の経営革新計画では、今まで培ってきた家具の製造技術と新たに学んだ挽物加工技術を活用したオリジナル家具の製造販売と独自の周知方法による事業の拡大に取り組む。具体的には、現在、販売中のダイニングテーブル「cavallo table」に加え、組み立てが簡単で持ち運びが簡単にできる「caraffe table」や一人のお茶時間や2～3人での軽食等のちょっとした時に使える一本テーブル「Café table 「Bon」」等を新たに製造販売する。販売は、ECサイトが基本となるが、当店は製品を製造する作業場とは別に古民家を改装した店舗を設けており、日常の生活空間の中に製品を展示することで、顧客に製品の利用イメージをより一層持たせることができる。また、当店では小物類の1つとして、手鏡を製造販売している。小物類の中で評判が良く、売れ行きも好調であるため、鏡製品を主力事業に成長させたいと考えており、新たに鏡台の製造販売を行う。鏡台の台は既存事業で培ったテーブルの製造技術を活かすことができる。鏡台の周知としては、SNSによる情報発信を基本として、現在、子供服を製作している事業者と撮影会を計画している。参加者を募り、当店が鏡台を提供、参加する子供達に服を試着してもらい撮影会を実施することで、鏡台の周知を図り、販売に繋げる計画である。本取組みにより、新たな顧客の獲得により売上増加を図り、当社の経営革新を達成する。