マルモリファーム
収穫後高い糖度を長期間維持する新たなトウモロコシ販売方式の導入
経営革新計画の概要
当事業者は、炭などを配合した独自の培養土で育てたトウモロコシ(甘々娘・甘太郎品種)や、収穫作業を効率化するよう剪定した、樹齢20年以上の果樹から成る柿を栽培し、主に自家直売所やECサイトを通じて、一般顧客へ直接販売している。
今回の経営革新では、収穫後、糖のデンプンなどへの転換を抑え、高い糖度を長期間維持する新たなトウモロコシ販売方式の導入に取り組む。オンシーズン中、自家農園および他農園から明け方前に収穫したトウモロコシを、糖のデンプン化を抑制する最適温度に設定した当事業者専用冷蔵庫で一旦貯蔵する。トウモロコシの成分のほとんどは水分であることから、冷蔵貯蔵後速やかに、トウモロコシ内組織細胞の分子運動を活性化させ、含水を促すことで蒸散抑制効果が期待できる、透湿機能と適度な通気性を両立させた高鮮度保持フィルムパックへ、皮ごと個別包装する。個別包装したトウモロコシをさらに冷蔵庫で貯蔵し、朝採りの糖度を収穫後7日間維持できる商品とすることで、生産・収穫バランスと、収穫当日早い時間帯の消費バランスを、在庫調整により均衡させ、労働生産性の平準化を図る。
高糖度品質を長期間維持・保存できる訴求力ある商品として、ホームページやECサイトへ掲載し、消費者へ伝え提供していくことで当事業者の経営革新を達成する。
所在地 | 〒434-0005 浜松市浜北区大平921番地の3 |
代表者名 | 代表 森下 晃行 |
設立年月 | 平成25年10月 |
業種 | 耕種農業 |
電話 | 080-9712-8952 |
FAX | 053-582-3890 |
ホームページ | - |
agrevol2013@gmail.com | |
承認年月 | 令和5年3月 |
支援担当 | 浜北商工会/平川 友哉 |