株式会社流通サービス
加工技術高度化による低カフェイン・高機能荒茶の開発と海外富裕層市場の開拓
経営革新計画の概要
当社は、県内有数の茶処である菊川市を拠点に、煎茶・抹茶を中心とした製茶業を35年以上営み、自社圃場と契約農家の連携により「生産→加工→流通」までを一気通貫で行っている。加えて有機JAS認証とFSSC22000に基づく品質管理体制を有し、海外輸出で重視される安全性・信頼性を備えている。近年は海外で日本茶の健康価値への関心が高まり、日本茶輸出は拡大基調にあり、特に健康志向や商品質志向を背景に高付加価値茶への需要が強まっている。こうした外部機会に対し、当社は荒茶製造段階においてテアニンやGABA等の機能性成分を高める技術に関する知見と技術を既に確立しており、当該技術に関しては特許も取得済みである。こうした既存技術を基盤としつつ、機能性成分を低減させることなく低カフェイン化を実現し、海外市場で明確に差別化できる新たな高付加価値商品へ発展させることが不可欠である。そこで今回の経営革新計画では、テアニンやGABA等の高機能成分を維持したまま低カフェイン化を両立した荒茶の開発に取り組み、科学的根拠を伴う日本茶として海外富裕層市場への展開に取り組む。従来は、機能性成分を高めること自体が差別化の中心であったが、本事業ではさらに低カフェイン化を組み合させることで、健康志向が高く、成分の裏付けや飲みやすさを重視する海外市場に適合した高付加価値日本茶へと発展させる点に特徴がある。また、従来の「仕上工程で差別化する茶づくり」ではなく、「生産・初期加工段階から成分設計を行い、市場ニーズに合わせて機能性と飲用適正を両立させる茶づくり」へ転換する点に新規性がある。
本取組みにより、健康志向の高い海外富裕層市場での受注拡大と、収益性向上を図り当社の経営革新を達成する。
| 所在地 | 〒439-0002 静岡県菊川市倉沢340 |
| 代表者名 | 代表取締役 服部 吉明 |
| 設立年月 | 平成元年9月 |
| 業種 | 茶・コーヒー製造業(103) |
| 電話 | 0537-35-5661 |
| FAX | 0537-35-6680 |
| ホームページ | https://www.ecofarm.co.jp/ |
| ryutsu@ecofarm.co.jp | |
| 承認年月 | 令和8年5月 |
| 支援担当 | 菊川市商工会 / 碓井 崇史 |

