有限会社山本製作所
抹茶工場向け設備・建築部品の生産体制確立による販路開拓
経営革新計画の概要
当社は、島田市で鉄およびステンレスを用いた産業用機械部品、プラント設備品、建築金物等の受注生産を行っている。昭和55年の創業以来、製茶機械部品の製造を主力事業とし、加工・制作・修理までの一貫体制を構築することで、顧客からの信頼を獲得してきた。当社は、パート社員を含め6名の少数体制であるが、長尺シャフト加工やステンレス加工といった高度な技術を有している点に強みがある。近年では、他業界への進出も進めており、建設資材部品では既存設備への適合や機能性向上といったニーズの高まりを背景に取引が増加している。また、令和6年の3D-CAD導入以降は、設計・仕様提案を含む依頼が増え、顧客に対して価格以外の価値提案が可能となった。今回の経営革新計画では、抹茶工場向け設備・建築部品の生産体制確立による販路開拓に取り組む。世界的な抹茶需要の拡大および輸出向け食品工場における衛生基準の高度化を背景に、「高衛生仕様の設備・建築部品」という新たな付加価値領域へ参入するものである。従来の部品製造にとどまらず、「衛生性向上を目的とした設計・加工提案」を行う点に新規性がある。具体的には、円形加工およびステンレス素材を活用することで、粉末や埃の滞留を防止し、清掃性を高める構造を実現する。これにより、異物混入リスクを低減し、食品工場に求められる高い衛生基準に対応する。さらに、手すり・フェンス・移動装置等の建築部材も同様の思想で展開し、「設備+建築の一体提案」という他社にない差別化を図る。これは製茶業界にとどまらず、食品工場全体への市場拡大となる。営業・販路開拓面では、既存取引先への提案強化に加え、食品工場や設備業者等の新規顧客に対し、洗浄性を高められる加工技術、高精度加工、設計提案力の当社の強みを掛け合わせることで、品質要求の高い市場で差別化したポジションを確立する。本取組みにより、高付加価値製品による収益性の向上、生産性向上、材料ロスの削減、省人化の推進といった事業効率の改善と、さらには販路拡大による売上と成長性の確保を図ると共に、地域に根差したものづくり企業として持続的な発展を目指し、当社の経営革新を達成する。
| 所在地 | 〒428-0005 島田市横岡新田字沖ノ中島87番2 |
| 代表者名 | 取締役 山本 雄志 |
| 設立年月 | 昭和55年9月 |
| 業種 | 金属加工機械製造業(266) |
| 電話 | 0547-46-2311 |
| FAX | 0547-45-5230 |
| ホームページ | https://www.yamamoto-ss-ironwork.com/ |
| yamamoto-ss@sky.plala.or.jp | |
| 承認年月 | 令和8年4月 |
| 支援担当 | 島田市商工会 / 落合 剣人 |

本社工場外観

製作物(タラップ)


