「きくらげチップス」の開拓と販路開拓

経営革新計画の概要

当社はきくらげの栽培と加工・販売を行っている。健康志向や体調改善を考えている消費者、また食品販売・飲食・食品加工の事業者に対し、富士山麓の自然豊かな環境で栽培した安心安全な純国産きくらげを販売している。今回の経営革新では、一般的な黒いきくらげと、当社が得意とする「白いきくらげ」を使い、茹でた後に乾燥し油揚げ調理を行う「きくらげチップス」を開発し、製造・販売体制を整備していく。きくらげは一般的に中華料理食材の印象があるが、調理済みで開封して手軽に食べられる新しい食べ方を提案し、気軽に味わってもらうことでこれまでとは違う需要を開拓する。乾燥きくらげではなく日持ちするスナック菓子にすることで、つまみやおやつ等で気軽に食べていただくことができ、今後はきくらげを使用する他のスナック菓子や、塩だけでなく他の味付けのバリエーションを増やしていく。きくらげチップスは、過去にない商品であり新規性が認められており、自店の経営革新を実現させることができる。
製造過程で乾燥してから調理するので、廃棄ロスを抑制できるしくみになっている。