さつま芋の生産から干し芋の製造販売まで自社にて実施する干し芋事業による販路開拓

経営革新計画の概要

当社は季節の野菜を年間30品目程度生産し、県内スーパーを中心に出荷販売している。
今回の経営革新では、さつま芋の生産から干し芋の製造販売まで自社にて実施する干し芋事業による販路開拓に取り組む。原料であるさつま芋は、農薬・化学肥料不使用で自社栽培の静岡県産のさつま芋を使用する。自社でさつま芋を栽培しているため、さつま芋の収穫時期を正確に把握することができ、糖化するための保存期間を適切に設定することができる。そのため、さつま芋の甘さを一定にすることができ、干し芋ごとの味のバラつきを少なくすることができる。また、当社の干し芋は半生の食感を表現するため、タイマーを設定し時間が来たら網に並んでいる干し芋の感触で乾き具合を確認する。干し芋の販売のみならず、女性スタッフの意見を参考に干し芋と他の食材を合わせた新たな食べ方を研究し、当社の干し芋の半生感を活かした提案を行っていく。干し芋のパッケージデザインは、ナチュラル素材を意識したクラフト系をイメージする。袋は携帯できるパッケージサイズで、バックに入れて持ち運びしやすいため、小さな子供の携帯おやつや職場で休憩時間に食べるお菓子として最適である。
干し芋の製造だけではなく、パッケージデザインや干し芋の新たな食べ方を提案する本取り組みにより、販路を開拓していくことで当社の経営革新を達成する。