トマトの蒸散量に応じて養液の供給量、回数を自動制御する養液栽培装置の商品化・販売

経営革新計画の概要

当社は長年培った電子制御技術を活かして、医療用機械、食品用包装機、工作機械、茶刈機等の制御盤の設計、製造、施工、メンテナンスを行っている。
今回の経営革新では農業用自動灌水システム等のノウハウを活用して、経験等に頼らなくても収量や糖度の調節ができ、過剰施肥を防止して排液量を削減するトマトの養液栽培装置の商品化・販売に取り組む。本装置は推定した蒸散量から、培養液を必要量・必要回数だけ自動的に供給し、経験等に頼っていた収量や糖度の調節を自動で行うことができる。また、スマートフォン・タブレット端末・パソコン等により、遠隔地から給液状況の把握や各種制御設定値の変更等ができ、天候の急変など不測事態に対応する。
農家の管理の手間や負担を軽減できる本装置を商品化・販売し、当社の経営革新を達成する。