松崎町の特産品である桑葉の粉末を使用した新食感のヘルシースイーツの開発・販売

経営革新計画の概要

当社は老舗和洋菓子店であり、メインの商材は地元特産の桜葉を使用した「さくら葉餅」である。葉を使用した商品開発には力を入れ、桜ロールケーキや桜シフォンなど、「桜葉シリーズ」として新商品のラインナップの充実を図っている。
今回の経営革新では、洋菓子であるマドレーヌ調の生地に「桑葉茶」の粉末を混ぜ合わせ、和菓子である「栗甘露煮」と「大納言鹿の子」をコラボさせた和洋折衷の商品を開発する。「桑葉茶」は渋みや苦みが少なく食材として扱いやすいため、粉末状に加工し独自の割合で調合する。当該粉末を生地に練り込むことでくせのないしっとり感と程良い色味が醸し出され、ヘルシー感を訴求する。「栗甘露煮」は極めて甘さを控えめにし、栗本来の味わいを楽しめる様にして、丸々1個を生地の中に入れることで商品価値を高めると共に、当社の一番人気商品である「さくら葉餅」に使用している、自社製造の「大納言鹿の子」を数粒トッピングすることで甘味の調和を図った。洋菓子であるマドレーヌ調の生地に和菓子の味わいがマッチした、ヘルシーで甘さ控えめの新食感スイーツ「桑茶マロン」が完成した。
新規性・話題性を創出することにより、新商品である「桑茶マロン」を当社の「桜葉・桑葉シリーズ商品」の新たな定番商品として位置付けていき、当社の経営革新を達成する。