株式会社merikenko
干し芋洋菓子商品による観光動線と連動した新規顧客の開拓
経営革新計画の概要
当社は、御前崎市佐倉に店舗を構える手作り洋菓子店である。東京やフランスでの修行を経て15年前(平成23年)に創業し令和3年に法人成りした。地域産の旬の食材を使用したケーキや焼き菓子を製造・販売し、市内顧客を中心に事業を展開している。店内にはカフェスペースを併設し、ケーキとドリンクの提供に加え、かき氷やパフェ等の限定商品でファン獲得に繋げている。
今回の経営革新計画では、御前崎市の「干し芋発祥の地」という地域ストーリーと、観光導線と連動した購買体験の設計により、従来取り込めていなかった遠方顧客層の獲得に取り組む。
御前崎市では、干し芋発祥の地としての認知向上に向けた取り組みが進められており、発祥200年の令和6年には地域一体となった干し芋プロジェクトが展開されている。当社もプロジェクトに参画し、干し芋を活用した洋菓子「干し芋バターサンド」を開発した。干し芋は、もちもちとした弾力のある食感や糖の濃縮による自然な甘み、さらには熟成・発酵的な深い風味を有する一方で、これらの特性を損なわずに洋菓子へ加工することは技術的難易度が高く、この加工技術を持って商品化している当店は優位性を持つ。そこで、干し芋を主軸とした焼き菓子や、御前崎地域で生産される柑橘類やいちご、いちじく等の季節果物と組み合わせて商品のラインナップの拡充を図ることで、通年での魅力的な商品展開を可能とする。
また、干し芋の栄養価に着目し、従来の嗜好品としての洋菓子に加え、サイクリングやサーフィンといったアクティビティの合間に摂取する補給食としての価値を提案する。当店は県が整備する自転車道や国道から近く、関東圏から訪れるサーファーやサイクリストの立寄地にも利用される。こうした来訪者を主要ターゲットとして販売導線を最適化する。
本取組みにより、地域資源を活用した高付加価値商品の開発を革新的な販売手法を組み合わせた持続的な成長モデルを確立し当社の経営革新を達成する。
| 所在地 | 〒437-1604 御前崎市佐倉4760番地の1 |
| 代表者名 | 代表取締役 古賀 有希子 |
| 設立年月 | 令和3年9月 |
| 業種 | 菓子・パン小売業(586) |
| 電話 | 0537-28-9767 |
| FAX | - |
| ホームページ | https://merikenko.com/ |
| - | |
| 承認年月 | 令和8年4月 |
| 支援担当 | 御前崎市商工会 / 齋田 和輝 |

干し芋バターサンド

店舗内観

