有限会社石田茶店(森町商工会)
私たちはこんな企業です!
静岡のお茶をもっと広めたい!
企業概要
昭和21年、祖父の石田庄平が戦後、石田庄平商店としてお茶の商いを始めたのを契機に、荒茶を中心に扱う仲買卸として今年で66年を迎えた町内でも老舗の企業です。初代社長より家業を継いだ二代目(石田正信)が、規模を少しずつ拡大。平成3年には有限会社石田茶店として法人成りし、平成10年には工場と直販施設としての店舗「いしだ茶屋」を開設しました。
当社は、荒茶のブレンド技術・加工技術を得意としており、創業以来大切にし続けている『お客様から「おいしい」と心から言っていただけるお茶づくり』に取り組んでおります。また、茶葉から生産者の顔が見えるような安心で安全なお茶を作って仕上げることを心がけています。
主力商品・製品・サービス
平成18年度に静岡県商工会連合会(以下「県連」という。)の事業に参画し、茶所「静岡」の5つの産地の特徴ある茶葉を飲み比べながら楽しむ事が出来る「静五咲」(しずいつつざき))の開発に関わり、以来販売も手掛けてきました。また、平成23年度には、県連や商工会の事業支援を受け、それまでの五角形の形をしたものから、パッケージやデザインも一新するなどリニューアルしました。その結果「世界緑茶コンテスト2012最高金賞」や「平成24年度ふじのくに新商品セレクション最高金賞」などを受賞するなど高い評価をいただくことができました。この「静五咲」は、2g10パック入りで800円(税抜)と割高感はありますが、当店の他、森町PA上り売店をはじめ新東名沼津SA、JR静岡駅構内等で販売しており、宝石箱のようなイメージを抱かせるデザインに、女性客や若年層がお土産に買っていく傾向が多くなり、新たな需要層での購買に結びついています。
静岡のお土産を求めている皆様へ
当社が提供するお茶の詰合せは、県内の茶所が厳選した茶葉を使用した詰合せです。お茶を飲みながらそれぞれの産地を巡っていただこうと開発した“ありそうでないお茶”です。贈り物として大変喜ばれています。
所在地 | 〒437-0215 静岡県周智郡森町森1525-1 |
代表者名 | 代表取締役 石田正信 |
設立年月 | 昭和21年(法人設立:平成13年1月) |
資本金 | 10,000千円 |
従業員数 | 17人 |
業種 | 製茶業 |
主要製品等 | 緑茶 |
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電話 | 0538-85-2446 |
FAX | 0538-85-3945 |
ホームページ | http://www.ishida-chaya.jp/ |
yamaishi@cronos.ocn.ne.jp |
私たちは商工会の支援を受けています
支援を受けるきっかけ《企業の取り組み・挑戦と課題・相談したこと》
平成18年度に商工会を通じて県連の事業に参画したことがきっかけで今まで以上に商工会との関係が濃密になりました。お茶業界では珍しい複数の産地の茶葉を組み合せた飲み比べができる商品(「静五咲」)の誕生に関わることが出来ましたし、県連や商工会の事業支援を受け、パッケージなどの改良を加え今でも販売に携わることが出来ています。県外で開催される展示会や物産展への参加を経て、商品のPRの仕方や見せ方などを学ぶことが出来ました。以来積極的に県外での催事に出展していますが、さらに多くのお客様にお茶を広めるために新商品の開発が急務となっていました。
支援・提案を受けてよかったこと《支援計画・支援内容》
県連や商工会との関わりを通し、商品ポジションを変える視点の大事さやマーケットインの発想を学びました。それにより、お茶という嗜好品から贈り物として概念を変えたことで新たな客層の掘り起こしや新規取引先の開拓にもつながり大きな成果を生みました。また、「静五咲」に続く第2弾の商品開発にもつながっています。この開発には、小規模事業者持続化補助金(以下「補助金」という。)を活用し、平成26年度には試作品の開発、続く平成27年度では広告宣伝強化に取り組んでいます。この補助金の活用では、県連や商工会からの紹介を受け、経営計画書作成では、商工会の支援を受けながら申請を行いました。作成をする上では、親身に寄り添ってくれる商工会の支援があればこそ達成できたと心から感謝しています。当社にとって商工会はなくてなならない“拠り所”です。
活用した施策
補助金・助成金の活用支援 / 販路開拓
現状と将来のビジョン《支援の成果等》
リーフ茶離れや急須を持たない家庭が多い中、静岡のお茶をもっと知ってもらい、飲んでいただけるよう、積極的に催事などに出かけて行きます。そのためにもマーケティングの視点を忘れず、お客様に喜んでいただくお茶作りに励んでいきます。
商工会名
担当指導員名
経営指導員 平田貢一