自社の精密板金技術を活かしたオリジナル鉄製インテリア商品の開発

経営革新計画の概要

当社は、産業機器メーカーからの発注に応じて、鉄板等を加工（切抜き、曲げ、溶接、組立て）し、主に集塵機や制御盤などの筐体を製造している。
今回の経営革新では、自社の精密板金技術を活かしたオリジナル鉄製インテリア商品の開発に取り組む。鉄製花器「はな灯和-Hanabiyori-」の開発では、レーザー加工での穴あけ、曲げ、溶接といった職人技ともいえる当社の高い技術を存分に活かし、かつデザイン性と実用性を兼ね備えたものに仕上げる。レーザーで穴を打ち抜くことで側面の模様を創作し、直径約0.5～1cmの花の茎を通し、なおかつ茎が固定できるように大きさを工夫する。顧客にとっては、剣山が不要で初心者でも気軽に生け花が楽しめる他、生け花をしない時でもランプシェードなどのインテリアとして使用でき、在宅時間に楽しみや癒しを得られる。
本取り組みにより、新たにＢｔｏＣ市場に参入し、本商品を自社ブランドとして確立させるとともに、海外への展開や花器に続く新たな新商品の開発につなげていき、販売促進活動にも注力していくことで当社の経営革新を達成する。